夏の育苗

夏の育苗始まっています。
 今年は8月初旬からキャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、などの育苗を開始して、8月の末〜9月初旬にかけて第一段目の定植をしていく計画です。
 昨年は7月からキャベツ、ブロッコリーを開始しましたが、定植時期の8月はまだ非常に高温かつ病虫害の影響があり、ほとんどが枯れたり、食べられたりしました。そこまでかけたコストと労力を考えると、今年は7月の育苗はせず他の管理作業に手を回した方が良いという判断に。
 
 今のところの苗の生育は、順調な苗とそうでないものがあり、生育状況を見ながら、あたふたしております。本当に夏の育苗は難しいと感じます。
 夏の育苗のポイントはいかに徒長させずに、強い苗を作るかということだと思いますが、8月の日差しの強さや高温の中で寒冷紗などで日差しをコントロールして、かつ水分を適度に与え続けるという行為は、気分屋の僕にとっては至難の業です。
 水分のコントロールは昨年の経験ですでに課題として考えていたので、第一段目の育苗は、主に深めの育苗箱で行っています。128セルトレーを使用する方法が一般的ですが、これだととても乾きやすく、1日に水を何度かやらなければならないことで、徒長しやすくなってしまうと考えました。
 深型の育苗箱を使用した結果、水分管理はうまくいって、朝1度だけの水やりで乾くことなく過ごせたのですが、日差しのコントロールをサボって初期にほぼ寒冷紗をかけっぱなししてしまったので、スティックブロッコリーやキャベツの苗がヒョロヒョロに徒長してしまいました⤵️ 徒長苗をポットに移し替えて、茎を深めに埋めて様子をみています。めげずに第二段目の育苗を開始します(第二段目は128のセルトレーにしました)カーボロネロ、カリフラワー、キャベツ、レタスなど蒔いています。しばらく気を使いそうですね。

※徒長(徒長とは) GPChat AI〜
 苗の徒長とは、植物の苗が成長する際に、茎や葉が長く伸びてしまう現象を指します。通常、苗は根をしっかりと張り、茎や葉を均等に成長させることで健康的に育つのですが、光量や栄養不足、温度変化などの環境条件の影響で、茎や葉が伸び過ぎてしまい、バランスの悪い姿勢を取ることがあります。これを苗の徒長と呼びます。苗の徒長は、植物の成長に悪影響を与えるだけでなく、弱くて折れやすい茎や、葉の色素欠乏などの問題も引き起こすことがあります。

2024/8/24 Kosuke Kumaoka

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