夏至ですね
6/21は夏至でした。一年のうちで最も日の長い1日。この日は朝から雨が降って久しぶりに身体を休めていました。たまには良いものです。
さて、もうすでにミニトマト・中玉トマトの出荷が始まりました。今年は昨年よりも早く4月の下旬には第一弾のアイコやオレンジアイコ、カロフルなどを定植して様子を見ていましたが、今とてもよく採れています。味もそこそこのってきて、美味しい。嬉しいですね。
昨年の教訓から、品種はいろいろ選定して今年はたくさんの種類を作づけています。
アイコ、オレンジアイコ、とってもアイコ、カロフル、チャコ、アミーゴ、アトミックグレープなどです。そのほかに頂いた固定種の種で、世界一トマト、イエローピコなどなどがあります。それぞれに、特徴があり味も食味も違っています。ちなみに路地のトマトは雨ですぐに裂果してしまうために、基本はミニか中玉サイズで、皮が固めのものを意識しています。
私たちの時代の農業では、多くの品種が選択でき、自分の好みや畑にあったものが作付できるというのはとても豊かなことだなと思います。世の中に便利なホームセンターや昔からの種屋さん、育種家の方々の技術などなど、たくさんのネットワークがあり、インターネットアクセスが容易になっていることで私たちは良い種を手に入れて、栽培ができています。
トマトに限らず、ナスも筑陽なす、ヴィオレッタディフィレンツェ、緑なす、丸茄子、在来青なす、白ナス、黒秀なす、庄屋大長なすなどを作付けています。それぞれに特徴があり面白いです。
私たちの栽培方法や路地で水分コントロールができない、養分が少ない畑に合う品種の選定は、これから歳月を重ねて徐々にわかってくることと思いますが、こうした品種の選別や特徴を捉えていく機会が多いことには、とてもワクワクしますね。
昨年に引き続きカロフル(中玉・オレンジ)が調子が良く、味もとても良く仕上がっています。雨にも強く収穫期間も長くなるかなと期待しています。
2024/6/23 Kosuke Kumaoka