白菜 約360球 全滅しました

ハスモンヨトウ(蛾の幼虫)が大発生して、無惨に食い尽くされました。
昨年もこの時期になると大発生していてやはり白菜がほとんど取れませんでしたので、
今年はとても気を使いました。

・7月から畝の中の残渣を取り除いた状態で白黒マルチをして白菜のために準備した畝を使用しました。

・防虫ネットの裾を土で完全に埋めて、バッタ、コオロギ、蛾やハムシが入れない状態にしました。

・蒔き時期を遅らせ、ずらし蒔きをして、8月上旬、下旬、9月上旬と分けて育苗しました。

・つい先日まで暑かったので、毎日寒冷紗の開け閉め徒長しないように気をつけながら行いました。

 結果、今年も第一弾、第二弾はほぼ全滅でした。ハスモンヨトウはマルチの中で大発生していて、ネットの中は手作業ではどうにもならない圧倒的な数(うねり?)となって食い尽くされました。

これまでにかけたお金と労力を考えるとやり場のない怒りと喪失感でいっぱいです。

 腹わたが煮え繰り返りそうなほど、虫が憎く思えて、また失敗から学べなかった自分に失望します。

 でも、経過は良かったです。しっかり活着して葉っぱを大きく何枚も展開して結球し始めた株もあったくらいでした。暑さが9月まで続き、ヨトウの活動が10月中旬まで続くことを予想していたのも良かったです。ただ、自分の考えと対応があまりに浅はかでした。

この失敗も無駄にはしない。そのために記録しておきます。
今年は残る第三弾と直播でどれだけできるか試します。
そしておそらく、来年は白菜に関しては、ミニ白菜がギリギリ結球する9月下旬だけの育苗1回に絞る。

少しでも可能性のある作物にお金と時間をかけていこうと思っています。

2025/9/22 Kosuke Kumaoka

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