じゃがいも 不作

 じゃがいもが今年は不作です。原因は、モザイク病と思われます。

 モザイク病慨要:ジャガイモのモザイク病とは、ウイルスによって感染する病気で、葉にモザイク状の模様や、縮れ、黄色化などの症状が現れる病気です。アブラムシなどの害虫によって媒介され、症状が拡大するため、害虫の予防・対策が重要です。

 左写真は、葉、葉の全体に葉にモザイク状の模様が現れ、黒褐色の斑点が現れ、葉が縮れて小さくなっていきました。
特にキタアカリではこの症状がとてもひどく出て、一畝全体がこのようになってしまいました。右の写真は1株あたりにとれた芋で極端に小さく、量がないです。キタアカリは今年から購入した検定済みの種じゃがを使用していまして、今年たくさんやってみようと思い、量をたくさん作付ました。これがいけなかったです。今までやっていなかった品種をやる時には、少しの量から試すべきでした。去年、自家種用のジャガイモを十分に取っておかなかったのもいけなかった。

加えて、春先からアブラムシとアリがたくさん発生している圃場にじゃがいもを例年よりたくさん作づけてしまったこと。これもいけなかった。

 適地適作を基本にして、種芋は自家種:購入種=1:1の量にするのを心がけます。

 やっぱり、失敗からたくさん学ぶこと大切だなと実感します。

2025/6/9 Kosuke Kumaoka

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です