葉山のドリヨドリ畑訪問
久保寺師匠と一緒に、葉山の農園に畑見学に行ってきました。
葉山で農業をされている水津さん、娘みどりちゃんが、畑を案内してくださいました。
山の斜面に小さく並んだ畝に、元気で生命力が溢れた野菜の姿。周囲は山に囲まれていて、獣害もあるとのこと、
複数の地権者さんが山を持っており、共同で管理されていて、獣害対策の柵も整備してありました。
特に孟宗竹が綺麗に管理され、山の中を歩いてみると適度な日差しと風がそよぎとても気持ちが良い環境でした。
小さな農園(水津さんだけではなく、近隣の方々の農園もあり)が山の恵みを利用するように適度に
管理されて並んでいる風景はとても美しいものでした。
一方、山の斜面に畝をつくったり、非常に硬く粘土質な土を耕し管理していくのは相当な覚悟と労力だろうと
察しがつきましたので、本当にすごいな、たくましいなと思いました。
僕も初めこそとても厳しい環境だった畑も管理してきましたが、ここはまた全然違う種類の苦労
(粘土質の土壌や獣害、斜面に強く生える地下茎の植物などなど)がありそうだと思いました。もうリスペクトの一言。
水津さんは周りのコミュニティの人たちや近隣のレストランさんにその農業の魅力を伝えられていて、またご家族で関われる
範囲で料理や加工、配送なども行っており自然に流れ出した人の循環も感じることができました。
改めて小さな農業の可能性を感じた一日でした。
そうそう、孟宗竹の花や竹の寿命、各地で問題になっている竹林が枯れる現象についての不思議を考える時間がありました。僕もとても気になるので調べてみようと思いました。


2025/11/24 Kosuke Kumaoka

