アブラムシの被害

 この寒さなのに、アブラムシがとても多いです。
この時期に出荷予定だった葉物3種類、ブロッコリー、キャベツ、白菜、レタス、大根、菜の花(紅菜苔、のらぼう菜)など、
被害は畑全体に及びました。アブラムシ自体の食害の被害は少ないのですが、ウィルスを媒介するので、
野菜の生育が非常に良くないです。そして、数がものすごいので結局出荷ができません。

 原因はいろいろ考えられて、第一に雨がほとんど降っていないことで、野菜たちが必要な養分を吸収できずに弱ってしまっていること。第二にビニールトンネルの中で暖かい環境がアブラムシ発生にとって都合がよかったこと。
この2点が大きな原因だと考えられました(久保寺師匠にも相談をしました)。
しかし、トンネルをしていない、菜の花などにもびっしりついてしまっていることを考えると、
気候的な条件も揃っているのかなとも思います。

 ただでさえ、この時期の出荷は難しいので、葉物やこれから主力の菜の花やブロッコリーなどが出荷できないと、
出荷を停止さざるを得ないと思います。

 この経験を活かして、来年に向けて対策いろいろ考えていきたいと思います。

2月はかなり苦しい時を過ごしていますが、このような時は逆にチャンスでもあると良く言われますので、畑も自分の内面もよーく観察してみたいと思うこの頃です。

2025/2/18 Kosuke Kumaoka

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